
銀行のカードローンの魅力とは?
カードローンは銀行、及び消費者金融から提供されています。両者は消費者金融は審査が早く、銀行は金利が低いという特徴があります。このような特徴から急ぎでお金が必要な場合には、銀行より消費者金融の方が向いていると言えますが、最近では消費者金融並に審査の早い銀行のカードローンも珍しくなくなりました。
消費者金融は金利こそ高いですが、すぐにお金の借入が行えるという点が重宝されています。銀行でもこれに負けず劣らずの早さで借入が行えれば、金利の面を考えると、こちらの方を利用するに越したことはありません。
銀行のカードローンの中で審査が早く終わるのは、主にメガバンクのカードローンです。これには理由があり、銀行のカードローンには必ず保証会社が付いています。この保証会社とは、万が一返済が焦げ付いた時にその保証を行う会社のことで、つまり保険を掛けているということです。また、メガバンクのカードローンの保証会社は、大手の消費者金融です。
具体的には、三菱東京UFJ銀行はアコム、三井住友銀行はプロミスが保証会社になっています。
銀行のカードローンは申込に対してその保証会社が審査を行い合否を決定します。アコムやプロミスは早く審査が行える独自のシステムを持っている為、それを利用した審査を行える三菱東京UFJ銀行や三井住友銀行では、審査が早く終わるのです。
このように、大手の消費者金融が保証会社を行っている銀行のカードローンは審査の早さこそ、その大手の消費者金融と同等ですが、審査基準まで同じ訳ではありません。
審査を行っているシステムは一緒ですが、基準とするラインが消費者金融と銀行では大きく違う為です。大手の消費者金融の審査の通過率は約45%というデータがありますが、メガバンクのカードローンの審査の通過率はその半分以下です。それくらい消費者金融と銀行では審査基準が違います。
よって、メガバンクのカードローンは審査の早さこそ消費者金融並ですが、その合格率を考えると、やはり急ぎの場合には向いているとは言えません。それほど急ぎではない場合に、消費者金融の前にまずこのような銀行のカードローンに申込を行ってみることを考えてみてください。
審査が厳しい代わりといっては難ですが、銀行のカードローンの金利は消費者金融より低くなっており、上記の三菱東京UFJ銀行では最高でも年利14.6%、三井住友銀行では14.5%です。それぞれの保証会社であるアコムでは18%、プロミスでは17.8%です。比較的審査を通過するのは難しいですが、それはこの低い金利で借入が行えるからだと言ってもいいでしょう。